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◆戸賀（とが）
※ この地図は、地理調査所発行の1／50,000地形図「釋迦ガ嶽」（昭和29.3）を使用したものである
所在：上北山村白川（しらかわ）
地形図：釈迦ヶ岳／釈迦ヶ岳
形態：川沿いに家屋が並ぶ
離村の背景：ダム建設
標高：約250m（水面は約310m）
訪問：2009年10月・2019年5月
池原（いけはら）ダムの人造湖（池原貯水池）に沈んだ集落。北山（きたやま）川沿い、右岸にある。
資料『上北山村の地理』の地図では、家は23軒（うち空家1）で、山林関係の仕事に就く人が多い。中央公民館があった。なお戸賀より鳥渡りまでを、通称「中央」と呼び、バス停の「中央橋」（水没前に北山川に架かっていた橋梁）にその名残が見られる。
戸賀トンネルより水面まで尾根を下ってみたが、かつての面影は全く見ることができなかった。
2019年再訪。前回は降下地点が誤っていたことが判明し、反対側の坑口より水面に向かった。水位が下がっていたこともあり、現地では集落の段々になった石垣を確認することができた。
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