◆木組(きぐみ)
所在:上北山村西原(にしはら)
村の東部、東ノ川の支流、木組谷の斜面にある。古い地図では5軒くらいの建物と神社が見られる。東ノ川地区内の「望郷立志誓之碑」に記載はなく、ダム建設以前に無人になったと思われる。 資料『東ノ川』によると、西原方面より移った人々が起源で、最も古いといわれる奥谷家は13代前に来往したといわれる。八幡神社を中心に6戸の人家からなる。戸数が最も多くなった昭和6年ころは8戸(30余人)で、うち5戸は古くから代々住んだ家で、3戸は三重・和歌山等より来往した人。山林労務を専業としてきたが、耕作も行っていた。昭和13年全戸転出(戦後一時旧家屋に帰り住んだ人もあったが間もなく再転出)。転出先は宮ノ平2・尾鷲市2・海山町1。
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写真1 屋敷跡 |
写真2 道 |
写真3 石垣 |
写真4 道(左)と敷地(右) |
写真5 平坦地 |
写真6 集落のほぼ最高地 |