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◆奥麦子(おくむいご)

所在:たつの市新宮町奥小屋(おくごや)字奥麦子
地形図:三日月/上郡

形態:川沿いに家屋が集まる?
離村の背景:貯水池建設
標高:約200m?
訪問:2010年10月

 

 大字奥小屋の西南部、栗栖(くりす)川沿いにある。現在は栗栖池(写真1)に水没。
 『西栗栖村史』や池のほとりにある看板によると、当時の戸数は4軒。池の工事により全戸立ち退きとなった。
なお池は農地用水の確保のために作られたもの。昭和16年起工式。太平洋戦争を挟んで難航したものの、昭和27年竣工。町史には「現地の農家五戸を立ち退かせた上で…」という記述があるが、この1軒は別の地域なのだろうか。
 訪問時は水位も低かったが、集落の跡はよく分からなかった。最近の地図で神社が記載されている場所では、潰れた小さな建物を確認(写真3)。かつては瓦葺の小さな社殿があったと思われる。なお『西栗栖村史』には、奥麦子の「明神社」の記述があるが、これに関連するものかは不明。「明神社」は栗栖池敷地となったために昭和17年に河内神社に合祀されたとある。氏子は5戸で、移転時の戸数よりも多い。
 なお大字奥小屋は昭和14年3月まで小菅村(のちの山崎町、現・宍粟市)に所属。栗栖川上流の神保の子供は小菅村の学校に通っていたが、奥麦子と奥小屋の子供は西栗栖村(のちの新宮町)の学校に委託通学していた。

 


写真1 栗栖池


写真2 堰堤下付近

写真3 社殿?

 

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