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◆鐘打(かねうち)

所在:京丹波町鐘打
地形図:胡麻/綾部 和知/綾部
形態:川沿いに家屋や施設が集まる
離村の背景:産業の衰退
標高:〜250m
訪問:2009年9月

 

 鐘打谷川沿いにあり、鐘打鉱山関連の社宅や施設があった。古い地図に記載はないが、地元の方に教えていただいた。
 
話によると、鉱山ではタングステンを産出。昭和55年くらいに衰退が始まり昭和60年くらいに閉山となった。一時カドミウムが谷に流れ、水や土壌(田)を汚染、健康被害はなかったが、さまざまな整備が施された。総勢700人くらい、地元の人も300人くらいが従事していたのではないかとのこと。なお和知駅前など、ここ以外にも社宅がいくつかあった。
 
訪問時は神社(金比羅神社・写真1)付近しか調べなかったが、谷沿いに坑口のようなもの(写真2)といくらかの平地を確認。
 
なお大字鐘打はもと大字安栖里(あせり)の小字鐘打山。昭和30年より大字として独立。

 


写真1 神社

写真2 封鎖された坑口?

写真3 平地

 

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