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◆名古(なご)



※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「長島」(昭和27.1)を使用したものである

所在:大紀町錦(にしき)字名古
地形図:錦/長島
形態:浜辺の一軒家、のち家屋が少数集まる
標高:約10m
訪問:2009年1月

 

 錦湾の西側、錦の集落から湾を挟んだ向かいの入り江にある。古い地図では1軒の建物と田・桑畑が見られる。現在は1軒の民宿(兼渡船業)と養殖場(写真)があるが、定住者はいない。この民宿は、釣りができる宿として新聞にも載ったことがあるそう。
 宿近くの小屋に集まっていた方の話では、現在の養殖場の辺りに1軒が暮らしていたという。昔から1軒で、40年くらい前に無人になった。昭和19年、津波により錦(にしき)などと共に潰滅したが、移転せず住み続けた。かつては真珠の養殖もあった(無住地になってから?)。
 集落以外の話では、この名古の浜には、土器が見つかったり財宝の伝説があったり、様々な逸話があるという。またかつては宿の建物すれすれまで海岸が来ており、養殖場付近にある川にはボラがたくさん上がってきていた。のち防波堤が作られたが、防波堤や養殖場ができてからは何も獲れなくなったそう。「湾が死んだ」と寂しげだった。

 


写真 養殖場

 

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