◆菅平(すがひら)
※ この地図は、国土地理院発行の1/50,000地形図「田口」(昭和43.8)を使用したものである
所在:設楽町田峯(だみね)字庄ノ津(しょうのつ)
地形図:田口/田口
アクセント:スガヒラ
形態:山中に家屋が集まる
標高:約730m
訪問:2011年5月
豊(とよ)川支流、呼間(よんま)川の上流部にある。
訪れていた旧住民の関係者の話では、かつては12軒。満洲開拓団の引揚者が入植し、戦後に開拓された集落であるという。離村は昭和4、50年代か。
集落内には廃屋が数軒残り、無人化が比較的最近だったことが窺える。現在も別荘のような家屋がある等、かつての住民の関係者が時々訪れているよう。集落の少し手前には林班図?の看板があり、これには家屋と思われる記号が記されており探索の上で参考になる。
町誌によると、昭和21年入植開始(12戸。うち県外出身6戸)。昭和36年12戸60人、同42年11戸42人。同51年、残った6戸が集落移転整備により田内地区に移転。また昭和37年電気および電話が整備される。
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