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◆尾盛(おもり)



※ この地図は、国土地理院発行の1/50,000地形図「井川」(昭和36.6)を使用したものである

在:川根本町犬間(いぬま)
地形図:井川/井川
形態:谷沿いに施設が集まる
標高:約520m
訪問:2020年11月

 

 大字犬間の南東部、大井(おおい)川の右岸側にある。大井川鐵道井川線の尾盛駅周辺の地区。
 井川(いかわ)駅付近で伺った話によると、当地は井川ダム建設に伴う作業員の宿舎が設けられていた場所であったとのこと。宿舎の建物はダム完成後も1、2年は残っていた。ダム工事は昭和28年頃から始まり、同32年に完成。なお利用客は宿舎に居住する作業員のほか、林業関係者が近隣の山林での作業のために乗降することもあったという。
 訪問は井川駅より鉄道を利用。現地に残る建造物は、駅の保線小屋を除くと木造の古い家屋とプレハブの建物のみ。駅の南北にはそれぞれ谷が流れており、いずれの谷沿いにも建物があったようだが、南の谷筋のほうが多くの痕跡を確認できる。駅の後方(写真32〜)にはかなり広い平坦地と、その隅に何かの遺構、そして坑口が見られるが、用途は不明。

 


写真1 駅

写真2 駅名標

写真3 造林地の看板。「尾盛造林地」とある

写真4 何かの跡

写真5 構内の廃屋

写真6 建物跡

写真7 建物跡

写真8 遺構。後方には人為的な凹地が見られる

写真9 プレハブ(以下南側の谷筋)

写真10 写真9敷地の便所跡

写真11 車輪

写真12 遺構

写真13 遺構

写真14 遺構

写真15 宿舎跡

写真16 宿舎跡

写真17 遺構

写真18 宿舎跡

写真19 遺構

写真20 遺構

写真21 宿舎跡

写真22 宿舎跡の段々の土地

写真23 石垣と階段

写真24 造林地の看板。写真3と同様のもの

写真25 写真23の遺構

写真26 建物跡?(以下北側の谷筋)

写真27 石積み

写真28 谷筋の風景

写真29 何かの跡

写真30 写真29の遺構

写真31 写真29付近の炭焼き窯跡

写真32 広い平坦地(以下駅後方)

写真33 同

写真34 遺構

写真35 坑口

 

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