◆槍平(うつぎだいら)
※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「大町」(昭和24.11)を使用したものである
所在:大町市八坂 地形図:日名/大町 形態:山中の道沿いに家屋が集まる 離村の背景:移転事業 標高:約850m 訪問:2006年11月・2010年5月
塩沢(しおざわ)川の上流の山中にある。古い地図では4軒くらいの建物と神社が見られる。 現地は、草に埋もれた廃屋1軒、倒潰した家屋1軒、斜面に建つ廃屋1軒、蔵を残し倒潰した家屋1軒、合計4件の家屋を確認。旧美麻村との境界付近に「神明社」があり、最近の地図にも残っている。 近世の旧槍平村(〜明治8年)の中心集落。「〓【木へん+念】平村」「槍平新田村」「宇津木平村」などの別称もある。村は寛永4(1627)年の開発とされる。
村誌によると、昭和51年移転事業により桑梨と併せ計9戸が梨平(なしだいら)に移転。 梨平にある三峯社は、移住に伴い当地から移されたもの。 なお明治期には、大塚学校の支校(槍支校)が「堂屋敷」に置かれていたという。
写真1 廃屋(以下2006年撮影)
写真2 廃屋にて