◆六合(ろくごう)
※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「白馬嶽」を使用したものである
所在:小谷村中土(なかつち) 地形図:雨中/白馬岳 形態:山中に家屋が集まる 標高:約750m 訪問:2008年5月
土谷(つちや)川・日道(ひどう)沢に挟まれた山中にあり、日道集落の裏にある。古い地図では3軒の建物が見られる。日道より細い道がつながっているが、現在では奉納(ぶのう)集落の手前より車道が延びている。 現地には古くなった神社(写真1)と作業小屋、墓地(鷲澤(鷲沢)姓)が残されていた。倒潰した家屋もいくつか見られる。用途は分からないのだが、巨大な土管(コンクリート製)を地面に突き刺したような設備(写真2)が数基ある。うちひとつに、かつての住民が彫ったと思われるメッセージが残っていた(写真5)。 全戸転出後、一時都会からきた人々が集団で生活したことがあった。
写真1 神社(「神明神社」とある)
写真2 土管