◆曲尾(まがりお)
※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「大町」(昭和24.11)を使用したものである
所在:大町市美麻 地形図:日名/大町
形態:川沿いに家屋が集まる
標高:約700m
訪問:2006年11月
高地地区の中部、当信(たにしな)川の左岸にある。高地の中心集落で、学校(美麻南小学校高地分校)もあった。古い地図では、沢の合流部付近に家屋が密集しているのが分かる。
現地には家屋が2軒と蔵が残り、2010年訪問時に学校跡地(写真3)を確認。また集落内には記念碑「ふるさとを偲ぶ」(平成11年10月7日建立)がある(写真5)(高地のページ参照)。碑には「古さと高地の灯を消して既に二十五年…」とあるので、高地地区が完全に無人化したのは昭和50年頃か。
碑より羽田姓7・下條姓2の9戸。
以下は村誌(編纂委員会刊)より分校の沿革(要約)
明治6 |
保屋の黒岩氏の居宅を借りて授業を開始(高地学校)。竹ノ川に分教場を置く |
明治10 |
校舎を新築 |
大正11 |
美麻第一小学校高地分校となる |
大正14 |
美麻南尋常高等小学校高地分校となる |
昭和16 |
美麻国民学校高地分校となる |
昭和44.3 |
廃校 |
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