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◆矢萩(やはぎ)



※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「白馬嶽」(昭和23.7)を使用したものである

所在:長野市鬼無里日影(ひかげ)字矢萩
地形図:塩島/白馬岳
アクセント:ハギ
形態:山中の一軒家
標高:約900m(大久保集落は約720m)
訪問:2008年5月

 

 裾花(すそはな)川の支流、矢崎(やざき)沢左岸の山中にある。古い地図では1軒の建物が見られる。裾花川・矢崎沢の合流部付近の大久保(おおくぼ)集落より道がつながる。
 沢沿いに踏み跡は残っており、訪問時も山菜を採りに沢に入っていた方がいた。しかし屋敷跡まで延びる道は残っておらず、地図を頼りに沢脇の谷を登ったが屋敷跡や道を見つけることはできなかった。
 山菜採りの方の話では、大久保集落にかつての住民が住んでいるという。松田(まつだ) 姓。訪れると、快く矢萩のことを話して下さった。松田さんは矢萩に嫁いだ方で、現在85歳。今の場所に来て以来、矢萩は一度も訪れていないという。現在住んでいる家は、離村の際に実のお父さんが建ててくれた。矢萩は家が1軒だが、もう1軒あったかもしれないという話を聞いたとのことだが真相は不明。家までの道は長く、当時でも沢の両岸を行ったり来たりするような道だった。休み休み行って1時間くらいかかったそう。家からの見晴らしは良く、田も畑もあった。炭焼きもしていた。離村は遅くとも1970年以前。あまり詳しい時期は覚えていないという。その他、身の上のことなど様々なことを話してくれた。
 大正3年に1世帯6人。

 


写真 矢萩への入口。登り口や橋は、道に関係がない  

 

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