◆硫黄(いおう)
※ この地図は、国土地理院発行の1/50,000地形図「飯山」(昭和40.7)を使用したものである
所在:飯山市旭(あさひ) 地形図:飯山/飯山
形態:川沿いの斜面に家屋が集まる
標高:約440〜510m
訪問:2015年11月
大字旭の中部南寄り、千曲(ちくま)川支流の皿川沿いにある。
市誌によると、昭和35年4戸、同46年4戸、同48年4戸、同58年2戸、平成3年1戸。大正13年4月には大規模な山津波が起こり、住宅2棟ほか蔵や物置が土砂に呑まれている(当時5戸)。
国道沿いには簡素な家屋と小さな畑があり、常住ではないようだが現在でも頻繁に行き来していることが窺える。また国道下では水田も耕作。国道沿いの家のすぐ裏にも屋敷跡があり、さらに上部には倒潰家屋と墓地(写真5)が、さらに西の谷を渡った尾根上にはやや広い畑(写真6)がある。墓地では柳・月岡・西方といった姓が見られた。
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