◆西山(にしやま/ニッシャマ)
※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「小瀧」(昭和30.7)を使用したものである
所在:糸魚川市西山
地形図:小滝/小滝 越後大野/小滝
形態:山中に家屋が集まる
標高:約390m
訪問:2015年11月
市の中南部、姫(ひめ)川右岸の山中にある。集落は大字西山の北部。
当地には県道526号が通過しているが、小滝(こたき)駅方面からは当地までは通行止め。蒲池(がまいけ)方面からの訪問となる。現地には倒潰家屋や屋敷跡もあるが、宅地に建てた別荘も2、3軒ほど。地図画像で右下にある神社は未確認だが、集落西部の県道沿いでは白山社(写真7)が見られた。
「角川」によると、大字西山は近世の頸城郡西山村。明治22年中根知村の大字となる(のち根知村→糸魚川市)。明治21年21戸109人。正和2(1313)年青山家が武蔵国から、文和3(1354)年高橋家が和泉国から、戦国期に内藤家・白沢家が信濃国から移り開発したといわれる。
|