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◆大滝沢(おおたきざわ)

所在:山北町中川(なかがわ)
地形図:中川/秦野
形態:川沿いに家屋が散在する?
標高:約520m〜?
訪問:2022年3月

 

 大字中川の中部、大滝沢(中川川(なかがわ-がわ)支流)沿いにある。
 町史によると、木炭の増産対策により県営製炭事業が大滝沢で進められ、これに従事する人たちの子供を教育するために昭和18年4月に大滝沢仮校舎も設けられていたとのこと。教場が置かれていない時代、地蔵平の大又分校に78人の子供が通っていたことも記されている。
 ほか居住に関しての明確な言及ではないものの、地震で崩壊した元御料林(昭和6年県に下賜、県有林となる)の復旧事業が大滝沢で行われ、山を隔てた地蔵平の人々と双方の行き来も見られたという記述もある。
 訪問は、畦ヶ丸(あぜがまる:山の名)方面等への登山道を利用。「一軒屋避難小屋」までの登山道沿いのみの探索であったが、取水口の堰堤を過ぎ林道と登山道が分かれる辺り(写真2)と、避難小屋付近(写真5・6)に顕著な平坦地が見られたのみ。往時の家屋はこれらの辺りにあったか。なお避難小屋の後方には山神が祀られている(写真8)。

 


写真1 林道入口


写真2 平坦地


写真3 写真2付近の石積み


写真4 登山道


写真5 鬼石沢と避難小屋

写真6 避難小屋脇の石積み

写真7 山神の石段

写真8 山神

 

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