◆金山(かなやま)
※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「大子」(昭和26.12)を使用したものである
所在:大子町下津原(しもつはら)
地形図:常陸大沢/大子 大中宿/大子
形態:山中に家屋が集まる
標高:約200m
訪問:2009年8月
久慈(くじ)川右岸、下津原の北端にある。
地元の方(下津原在住)の話では、家は3軒。それぞれ順に水戸市・那珂町【現・那珂市】・下津原に転出。嫁いできた頃(57年前)には、既に1軒はなかったという。最も遅い家は平成に入ってから。地名は「金山」だが、山仕事が主体の集落だった。
なお集落跡までの途中に管理された家屋(地形図に記載はない)があるが、金山に含まれるかは不明。
現地までは、地図には描かれていないが車道が通っている。藪に覆われた廃屋を確認。
地名は、かつて集落の南西部にあった仏沢金山に由来か。
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