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◆木賊平(とくさだいら)



※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「針生」(昭和22.3)を使用したものである

所在:昭和村両原(りょうはら)
地形図:大芦/針生
形態:谷沿いに家屋が集まる
標高:約720m
訪問:2023年6月

 

 大字両原の東部、野尻(のじり)川(只見(ただみ)川支流)上流右岸にある。
 現地は日落沢山集落より林道(木賊平林道)が通じており、自動車での訪問も容易。集落の少し手前には、墓と「文化遺産 木賊平の木地師集落」と記された木柱があり(写真2)、かつて木地作りを生業とした集落であったことが分かる。なお木柱の腕の部分の手前方向は「菊花紋墓」、奥方向は「木地師集落跡」と記されており、菊花紋の彫られたこの墓と、集落跡の方向を示すものであるよう。
 昭和51年の航空写真では2棟の建物が確認できるものの、一見してその痕跡は皆無。その一角に近年設けられた貯水槽のような設備があるのみ(写真3)。なお昭和39年の航空写真では、この2棟のほかに小規模の建物が複数確認できる。

 


(写真1 木賊平林道起点)

写真2 墓と木柱

写真3 屋敷跡付近

 

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