◆上萱(うえがや)
※ この地図は、国土地理院発行の1/50,000地形図「相馬中村」(昭和51.2)を使用したものである
所在:南相馬市鹿島区橲原(かしまくじさばら)
地形図:磐城草野/相馬中村
形態:山中に家屋が集まる
標高:約360m
訪問:2023年5月
大字橲原の西部、上真野(かみまの)川(真野川支流)左岸側の山中にある。
訪問は林道不動滝線より。当初は八木沢(やぎさわ)から植の畑線を利用したが、しばらく進んだところで工事中であったため引き返すこととなった。
当地は最近の地形図でも地名と畑の記号が見られるが、耕作は既に行われておらず、屋敷跡や倒潰した小屋が数箇所見られるのみ。ここから200mほど北、上栃窪境界の稜線まで登ったところが上野となる。
なお旧版地形図では当地の地名は見られないが、後年に開拓された集落だろうか。
「角川」の小字一覧には上栃窪村に「上萱」があり「ウエガヤ」のルビが振られ、見出しの読みはこれに拠った。
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