◆滝(たき)
※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「只見」(昭和21.10)を使用したものである
所在:金山町滝沢(たきざわ)
地形図:会津横田/只見
形態:川沿いに家屋が集まる
離村の背景:ダム建設
標高:約350m?(水面は約350m)
訪問:2023年6月
大字滝沢の南西部、只見(ただみ)川左岸にある。現在は滝ダムの湛水により水没。
昭和22年の航空写真では、道路沿いに1軒の家屋が確認できる。
滝トンネルの西側坑口より湖岸に降りたが、水位が高かったこともあり跡地付近まで近づくことはなかった。坑口付近の駐車スペースには小さな祠が祀られているが、「水神之霊」とあり当地に由来するものではないよう(写真3)。
なお当地の下流に「小見」という水没地があるが、ダム方面は進入ができず対岸からの遠景も未確認(下の「画像」)。
なお福島県年鑑によると、滝ダムは昭和32年12月に計画が発表され、同33年5月より金山・只見両町民との補償交渉が始められた。同35年春着工、同36年秋完成予定(※)。
※ 諸情報では同年竣工とのこと
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