◆沼ノ又(ぬまのまた)
所在:金山町山入(やまいり)
大字中入の中部、沼の又川(只見(ただみ)川二次支流)右岸側にある。 資料『金山町 只見町集落移転調査報告書』によると、昭和44年8月の集中豪雨により移転したとのこと。被災当時10戸55人。全壊3戸、半壊3戸。死者1名。農地被害2.61ha。主な生業は農業で、うち8戸は鉱山勤務での収入が農業収入を上回っている。年内には移転が完了し、移転先は町内大塩(おおしお)。 現在集落跡ほぼ植林地となり、僅かに屋敷跡の痕跡が残る。集落入口にある墓地は明るく開け、現在でも参る人があるよう。横田・目黒・中丸といった姓が見られた。最近の地形図では神社の記号も記されており、後年に作られた祠のようなものがある(本来の祭神とは関係がない模様)。
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![]() 写真1 墓地 |
![]() 写真2 遺構 |
![]() 写真3 水槽 |
![]() 写真4 屋敷跡の遺構 |
![]() 写真5 |
![]() 写真6 平坦地 |
![]() 写真7 高みからの風景 |
![]() 写真8 神社跡にて |