◆長原(ながっぱら)

※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「關」(昭和22.2)を使用したものである
所在:福島市飯坂町茂庭(いいざかまちもにわ)
地形図:稲子/関
形態:川沿いに家屋が少数集まる
標高:約520m
訪問:2023年5月
大字茂庭の北西部、摺上(すりかみ) 川上流部にある。
資料『福島市史資料叢書』では、「福島民報」(昭和11.7.11)の「茂庭の山奥にも郵便が配達される」と題した記事の引用があり、この中に「伊達郡茂庭村字長原(二戸)」という記述がある。
現地では旧版地形図で建物が記されている場所で屋敷跡と思われる平坦地を確認。支流を挟んだ向かいも小さな平坦地になっているが、もう1軒の宅地であったかは不明。
なお現地の対岸までは、国道から分岐して車道を通した形跡がある。
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