◆赤岩(あかいわ)
所在:福島市大笹生(おおざそう)
大字大笹生の南西部、松(まつ)川(阿武隈(あぶくま)川支流)左岸の斜面にある。かつてJR奥羽本線の赤岩駅があった。 市史によると、明治32年に国鉄奥羽線が福島‐米沢間で開通(全線開通は明治38年)。松川沿いは長い渓谷で、赤岩ほか板谷・峠・大沢の4駅にスイッチバックが設けられたとのこと。 Wikipediaによると、駅の主な変遷は以下のとおり。
なお付近にあった赤岩集落は、対岸のイラ窪とともに1980年代の半ばには相次いで無人となったとのこと。また有人駅だった当時にはプラットホーム北側に鉄道関係者用の住宅もあり、駅の無人化とともに廃止されたという。 訪問は北東の高台にある大平集落方面より。最近の地形図では駅跡までの道は破線で記されているが、実際は四輪車で訪れることが可能。
|
|||||||||||||||||
写真1 スイッチバック廃止以前の駅跡 |
写真2 写真1にて |
||||||||||||||||
写真3 同。「福島方面」と見える |
写真4 同。石仏 |
||||||||||||||||
写真5 スイッチバックのトンネル(写真1奥方向) |
写真6 屋敷跡 |
||||||||||||||||
写真7 浴室跡 |
写真8 小便器 |
||||||||||||||||
写真9 廃屋 |
写真10 墓地 |