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◆外山（そでやま）
※ この地図は、地理調査所発行の1／50,000地形図「尾花澤」（昭和22.3）を使用したものである
所在：大石田町大浦（おおうら）
地形図：海谷／尾花沢
形態：川沿いに家屋が集まる
標高：約110m
訪問：2018年11月
大字大浦の中部、次年子（じねんご）川（最上（もがみ）川支流）沿いにある。
元来の集落の位置には県道306号沿いに家屋（倉庫？）が1軒（写真1）。川沿いには水田やその跡地が続いている。ここから北側の高台にもいくらか倉庫やその跡地が集まった土地（写真5）が見られるが、「昭和五十二年度 養蚕近代化促進対策事業」といった看板が見られることから、比較的最近の建造であったことが窺える（1970年代の航空写真ではまだこの土地は造成されていない）。また県道30号および306号との交叉点には大型の倉庫（写真6）が置かれているが、用途は不明。さらに県道30号沿いにも、何かの建物があったよう。
町史にも消滅した集落として言及され、無住となったのは昭和47年以降であることが分かる（年代は不明だが5戸とある）。昭和35年11月2日に電灯が導入され、これにより無灯火集落がなくなった。
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