戻る 前へ 次へ 市町村選択ページへ 都道府県選択ページへ トップページへ

 

◆小平(こだいら



※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「尾花澤」(昭和22.3)を使用したものである

所在:大石田町次年子(じねんご)
地形図:海谷/尾花沢
形態:緩い傾斜地に家屋が集まる
標高:約190m
訪問:2018年11

 

 大字次年子の東部、最上川支流(名称不明)の左岸側にある。
 訪問は次年子方面より。最近の地形図では町内川前(かわまえ)方面から実線の道も通じているが、大林より上流側は通行困難となる。
 現地には廃屋が1軒あるほか、建造物は皆無。しかしこの家屋の周囲には複数の屋敷跡が確認できる。最近の地形図で記されている神社は、明瞭な痕跡がなく位置は特定できず。集落南東には「小平部落跡地」の標柱が建つ(昭和57年10月設置)(写真8
)。この石柱には町長・助役・収入役・議長の名のほか「一組」「二組」「三組」として数名の名が記されているが、これらは往時の住民だろうか(※)
 町史によると、昭和47年に集団移転により無住となったとのこと(年代は不明だが32戸とある)。当地には次年子小学校小平分校があり、これは明治30年に冬季分校として開設。昭和47年10月30日に閉校した。

※ 一組…横山6・井上・森各1。二組…横山6・遠藤4。三組…遠藤5・横山5・斉藤・森各1の計31名

 


写真1 屋敷跡

写真2 屋敷跡

写真3 屋敷跡

写真4 廃屋

写真5 沼

写真6 屋敷跡

写真7 屋敷跡

写真8 標柱

写真9 屋敷跡?

写真10 屋敷跡

写真11 屋敷跡?

写真12 円筒状の遺構

写真13 屋敷跡?

写真14 屋敷跡?の屋根の一部

写真15 農地跡

写真16 集落南東部の三叉路

 

戻る 前へ 次へ 市町村選択ページへ 都道府県選択ページへ トップページへ