◆勝生(かつおい)
所在:大江町勝生
大字勝生の南部、小清(こせい)川(最上(もがみ)川二次支流)の上流部にある。三本杉峠を挟み、白鷹町の荒沢と接する。
江戸時代には片生(かたおい)村(※)と呼ばれていたが、天保12(1841)年に勝生と改められた。天保の大飢饉により廃家が出たりしたため、佳字を当てたもの。 また「角川」によると、大字勝生は近世の村山郡勝生村。明治22年七軒村(のち漆川村→大江町)の大字となる。明治11年11戸61人。 訪問は朝日町側より荒沢・三本杉峠を経由。最近の地図ではいくらかの建物が記載されているが、現存するものは皆無。右岸側でいくらかの屋敷跡と神社の跡・墓地を確認。左岸側でも1箇所の屋敷跡が見られた。 ※ 読みは「角川」より
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写真1 平坦地(以下右岸) |
写真2 屋敷跡 |
写真3 屋敷跡? |
写真4 屋敷跡 |
写真5 写真4にて。「太神宮」の石塔 |
写真6 農地跡 |
写真7 神社跡の鳥居 |
写真8 神社跡の小祠 |
写真9 墓地 |
写真10 屋敷跡(左岸) |
写真11 農地跡(左岸) |
(写真12 三本杉峠付近の石造物群。右は庚申塔) |
(写真13 三本杉峠) |