◆一ッ小柳(ひとつこやぎ)
※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「左澤」(昭和21.11)を使用したものである
所在:西川町入間(いりま)
地形図:貫見/左沢
形態:山中に家屋が集まる 標高:約450m
訪問:2017年11月
大字入間の南東部、高取(たかとり)川(寒河江(さがえ)川支流)の上流部右岸側の山中ある。 町史よると、宝暦5(1755)年の大凶作により当時の6戸が廃絶したとのこと。ただしその後の居住があったようで、聞き取りによると、分かるもので1軒が暮らしており、昭和20年代に無住になったのではないかとのこと。
訪問は林道小柳線より。現地では先の地図画像にある神社の名残と思われる小祠(写真2・3)や、屋敷跡・農地跡と思われるある程度の平坦地を確認。最近の地図でも地名が記されているが、建物等の記載はない。
なお1qほど南には小柳集落があるが、峠を越えた大江町の所在となる。また林道は大字小柳地内を通過するものの、集落内は通らない。
|