◆前野(まえの?)
※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「手ノ子」(昭和22.5)を使用したものである
所在:長井市平野(ひらの)
地形図:羽前上郷/手ノ子
異読み:まいの?
形態:緩い傾斜地に家屋が集まる
標高:約490m
訪問:2017年11月
大字平野の南部、野(の)川(最上(もがみ)川支流)右岸側の斜面にある。
訪問は桂谷を経由するルートであったが、南側から車道が通じており車輌での訪問が可能であるよう。またこの車道は、往時は桂谷分校の前を通過しさらに北に向かっていた(現在は桂谷‐前野間の谷付近で分断)。
現地では複数の屋敷跡がまとまって見られたが、上の地図画像で北東に孤立している建物は未確認。宅地は車道から離れた場所にあり、宅地に通じる徒歩道も分かりづらい。
なお所属の大字は、旧版地形図や手持ちの道路地図では寺泉となっているが、現行の領域では平野に含まれている(「角川」の小字一覧でも、前野は寺泉の項に記載されている)。
また「角川」の小字一覧の「前野」および「南前野」は、読みがそれぞれ「マイノ」・「ミナミマイノ」。現在でもこの読みが引き継がれているかは不明。
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