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◆湯車(ゆぐるま)



※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「鷹巣」(昭和29.6)を使用したものである

所在:北秋田市脇神(わきがみ)
地形図:鷹巣西部/鷹巣
形態:谷沿いに家屋が集まる
標高:約40m
離村の背景:空港建設
訪問:2016年5月

 

 大字脇神の南部、大館能代空港の南西方向にある。戦後の開拓集落である大野台六区と併せ湯車地区として成り立っていたが、ここでは別々に項目を設ける。
 資料『秋田・消えた村の記録』および『秋田・消えた開拓村の記録』によると、戦後の最盛期は大野台六区と併せ9戸(佐藤5・近藤3・畠山1の各家)。ただし大野台六区の入植は3戸であるため、実質の湯車集落では6戸であるよう。後年は大野台六区へ居住を移す家が現れ、次第に湯車地区の中心地は大野台六区へと移っていった。平成6年に大館能代空港建設のため離村。『消えた村の〜』の刊行当時(平成9)で、2戸が通い耕作を行っている。
 現在も管理された家屋が数軒。県道には湯車バス停も置かれている(写真2)。

※ 本文中の「7戸」から、大野台六区の3戸を差し引いた

 


写真1 集落風景

写真2 湯車バス停

 

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