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◆柄井沢（からいざわ）
※ この地図は、地理調査所発行の1／50,000地形図「大葛」（昭和29.7）を使用したものである
所在：大館市比内町中野（ひないまちなかの）
地形図：明利又／大葛
形態：川沿いに家屋が集まる
離村の背景：移転事業
標高：約120m
訪問：2016年5月
大字中野の南東部、犀（さい）川（米代（よねしろ）川支流）左岸にある。
資料『秋田・消えた村の記録』によると、戦後の最盛期は14戸（すべて立石家）。昭和40年代に3戸が転出した後、集落再編成事業により昭和51年に11戸が転出したとのこと。11戸の転出先は町内新館（にいだて）の野開（のびらき）住宅。
現地には道沿いを中心に家屋や小屋が散見。農地は現在も耕作されている。集落南部には小さな社が見られ、地形図にも記載（写真6）。西部のピークにある神社は未訪問。
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