◆栩山(とちやま)

※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「鳥海山」(昭和22.6)を使用したものである
所在:由利本荘市鳥海町中直根(ちょうかいまちなかひたね)(※もしくは百宅(ももやけ))
地形図:中直根/鳥海山
形態:緩い傾斜地に家屋が集まる
離村の背景:移転事業
標高:約370m
訪問:2018年5月
大字中直根の中部、直根川(子吉川支流)左岸側の山中にある。
資料『秋田・消えた村の記憶』によると、明治から昭和にかけ2戸(いずれも柴田家)。昭和48年、集落再編成事業により転出したとのこと。転出先は2戸とも中直根。昭和28年電気導入。
現在も管理された家屋1軒と農地があり、しばしば出入りがあることが窺える。
町史によると、昭和43年に中直根栩山スキー場が地元有志の協力によって開業したとのこと。
なお諸地図サイトでは大字百宅に属しており、その事実関係については不明。
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