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◆田代（たしろ）
※ この地図は、地理調査所発行の1／50,000地形図「鳴子」（昭和22.6）を使用したものである
所在：大崎市鳴子温泉鬼首（なるこおんせんおにこうべ）
地形図：鬼首／鳴子
形態：川沿いに家屋が少数集まる？
標高：約480m
訪問：2018年11月
大字鬼首の南東部、田代川（江合（えあい）川支流）左岸にある。
地名表記付近の山林を探索してみたが、これといった痕跡は確認できず。ただし林道より谷側では笹藪となった平坦地が広がり、かつては水田であったことが窺える。
なお町史には「安永時代の屋敷名」として「鬼首村」に、「田代屋敷 1」とある（数字は戸数）が、当地のことを指すと思われる。また荒湯温泉当主の遊佐氏が、寛文年間（1661-73）に当地に移住し温泉を再興した記録がある（のち温泉の湯元に移住）。
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