◆下嵐江(おろせ)
所在:奥州市胆沢区若柳(わかやなぎ)
大字若柳の中部、胆沢川と支流の前川との合流部付近にある。現在は胆沢ダムの人造湖(奥州湖)に水没しているが、それ以前の石淵(いしぶち)ダム(これも奥州湖に水没)が建設された際に離村したものと思われる。 その昔 弘法大師が猿岩山頂の於呂閇志(おろへし)神社(写真8)に参詣した折りに一夜を伏したと言われ多くの人々より弘法の枕石と称され 祈願されてきた。重量十五トン余りの巨石であります。
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![]() (写真1 胆沢ダム) |
![]() (写真2 建設時の石淵ダム。胆沢ダム展示室にて) |
![]() 写真3 おろせ広場 |
![]() 写真4 弘法の枕石 |
![]() 写真5 石造物群。右より「馬頭觀世音」・「山神供養」・「馬頭觀世音」・石仏・?(風化で判読できず)・「有無両縁三界万〓」・「西國三十三番供養」・「南無阿彌陀佛」とある(〓は霊の異体字)。 |
![]() 写真6 周辺案内図と「仙北街道 下嵐江藩境御番所跡」の石柱 |
![]() 写真7 集落水没部分を望む。橋梁は奥州湖大橋(猿岩橋より撮影) |
![]() (写真8 猿岩付近の於呂閇志神社) |
![]() 写真9 石淵ダム建設後の航空写真(胆沢ダム展示室にて) |
![]() 画像 谷子沢と学校 |