※岩手県安代町・秋田県鹿角市ページ共通

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◆花輪(はなわ)鉱山



※ この地図は、国土地理院発行の1/50,000地形図「花輪」(昭和48.10)を使用したものである

在:八幡平市(大字なし)・鹿角市花輪(はなわ)
地形図:四角岳/花輪
形態:川沿いに家屋や施設が集まる
標高:約360m

訪問:2016年5

 

 瀬ノ沢川(米代(よねしろ)川支流)の中流域にある。鉱山集落は旧安代町域の西部から鹿角市花輪の南東部に及ぶ。
 町史によると、主に銅・鉛・亜鉛を主体に金・銀・硫黄を産出。採鉱事務所は花輪(鹿角市)にあったが、鉱山事務所と選鉱事務所は安代町に所在。盛岡藩政時代には外山(そとやま)鉱山と称されていた。鉱床は元山(もとやま)・明通(あけとおし)・女平(おんなだいら)の3箇所。は明治以降の主な変遷は以下のとおり。

 明治6  秋田・花輪村の小野組が所有
 明治7  小野組破綻
 明治43  小林氏の経営となる
 大正9  久原工業が買収
 大正15  休山
 昭和4  日本鉱業株式会社(久原工業の後身)が経営再開
 昭和11  選鉱場・索道を建設
 昭和12  生産開始

 昭和21

 戦中の混乱で操業中止していたものを、小規模に再開
 昭和40  索道廃止。トラック輸送に切り替え
 昭和48  花輪鉱山株式会社発足
 昭和61  閉山

 昭和55年当時、安代側には供給所・商店・理容店・診療所・保育所・集会所・小中学校などの店舗・施設があった。
 また花輪鉱山小学校の沿革は以下のとおり。

(小学校)
 昭和16  田山国民学校花輪鉱山分教場開設
 昭和23  独立。花輪鉱山小学校となる
 昭和51  閉校

(中学校)
 昭和22  田山中学校花輪鉱山分教室設置
 昭和27  花輪鉱山中学校となる
 昭和38  田山中学校花輪鉱山校舎となる
 昭和40  花輪鉱山校舎廃止。田山中学校に統合


 閉山となった現在でも坑廃水処理が行われているようで、安代側では事業所(写真5)が業務を継続中。施設群や住宅群はほとんどが撤去され荒地や林などになるが、往時の痕跡が僅かに見られる。学校跡は土場となり、基礎も皆無。

 

≪安代町≫

写真1 住宅地跡(以下概ね下流側より)

写真2 同

写真3 同

写真4 防火水槽?

写真5 事業所

写真6 施設跡

写真7 山神社

写真8 遺構

写真9 遺構

写真10 シックナー

写真11 施設跡

写真12 遺構

写真13 学校跡
≪鹿角市(女平)≫

写真14 標識

写真15 住宅地の道

写真16 住宅地跡

写真17 建物跡

写真18 階段

写真19 遺構

写真20 女平坑

写真21 施設跡

写真22 遺構

写真23 元山坑入口

写真24 施設跡

 

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