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◆地紙(じがみ?)

所在:六ヶ所村尾駮(おぶち)
地形図:戸鎖/平沼?
形態:?
標高:?
訪問:(2016年5月)

 

 大字尾駮の南西部。村史に記載のある集落だが、手持ちの地形図(5万分の1地形図「平沼」、昭和21年および昭和41年)では地名が確認できず場所も未確認。同書の「地紙・千樽両集落所在地」の図を見る限り、室ノ久保の西、千樽の北東に位置しているよう。
 村史によると、もと御料地であったものを大正11年に野辺地町の実業家・中村久治が払い下げを受け開拓が開始されたとのこと。地名は中村家の屋号より。大正12年、向谷地(千樽)・工藤(市柳)・吉田(同)・吉田(同)・上野(八戸市)の5世帯が入植(括弧内は前の居住地)。大正14年小向・(百石村【現・おいらせ町】)・小島(同)の2世帯が入植。のち昭和4年・18年・26年にそれぞれ1世帯が入植。ただし転出もあり、多い時でも7戸程度であった。入植者は水田を開いたが収穫は少なく、日雇い仕事や北海道への出稼ぎ等で生計を立てていた。昭和35年3戸15人、昭和40年最後の1戸が離村。

 

 

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