日記

 数年前から日記を書き始めた。何をしたか、何があったか、誰と会ったか、何をしゃべったか、電話も・・・。覚えておきたいことは何でも書くことにした。きっかけは思い出せないが、書き始めた時から、記録をつけているような日記となった。
 牧師になって責任が重くなったからだと思う。
 

 しかし、実は最近、二ヶ月書いていない。
 過去にもこんなことがあった。

 書いていない時期に共通点があるとすれば、忙しいか何か大変な問題を抱えているかだ。
 余裕の問題かもしれない。
 夜寝る前や、朝起きた時、書きたいという思いよりも、あれをしておこう!これをしておかねば!と感じているから・・・。そして結局、書きそびれる。

 忙しさよ、さようなら。
 時間を追いかけてみたいんだ。
 できない自分に歯がゆいんだけど・・・。
 
 10年、20年後、この日記を読むとき、歩いてきた軌跡を振り返って僕はどんな思いを持つのかなあ。空白のページの記憶の方が鮮明だったりしてね・・・。