上御殿本館

上御殿本館
寛永年中(1624〜1644年)14代正貞の代に紀伊藩主、徳川頼宣(南龍院)が来郷の御触れあるも中止となるが、頼宣の逗留所が用意された。当時の逗留所名が、上御殿・下御殿の名を今にとどめている。
御殿築造後代々の藩主が入浴保養にあてた。紀州藩内には19ヶ所設置したが明治維新まで維持されていたのは5ヶ所に過ぎない。上御殿は遊楽保養のために造られた御殿の内維新まで残された唯一の御殿であった。

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