戻る 前へ 次へ 市町村選択ページへ 都道府県選択ページへ トップページへ

 

◆江島(えじま?)



※ この地図は、大日本帝国陸地測量部発行の1/50,000地形図「富岡」(大正9.6)を使用したものである

所在:阿南市那賀川町中島(なかがわちょうなかじま)
地形図:阿波富岡/阿波富岡
形態:川沿いに家屋が少数集まる?
離村の背景:河川改修
標高:数m
訪問:2008年9月・2025年12月

 

 大字中島の南部飛地。那賀川河口の三角洲の中にある。現在の辰巳工業団地の一角で、そのほとんどは辰己町(たつみちょう)(阿南市・旧辰巳)であるが、入口付近のごく一部が中島の江島地籍(那賀川町)として残っている。
 旧版地形図では明治期のものでも辰巳と陸続きになっているが、古くはその名のとおり川の中の島であったと思われる。

 資料『那賀川改修史』によると、那賀川の大規模な改修事業に伴い斉藤島とともに掘鑿されたとのこと。
 またかつては中島‐江島間に渡船があったが、昭和49年に鉄道橋に歩道橋を併設したことや大京原橋の完成により廃止。那賀川最後の渡船であった。

 現地では水神社や墓地が見られ、こと後者は「江島墓地」としてその地名を残している。墓地内の記念碑(平成2年)によると、墓地は昭和8年に那賀川の改修により元中島より江島に移転、その後50有余年が過ぎ、工業用地の造成により河川敷となるためされに現在地に移転したとのこと。水神社は過去の航空写真より鑑み、工業団地造成以降に祀られたものであるよう。
 なお過去の地形図と現在(グーグルマップより)では境界が異なっているようで、現在江島地内であるのは阿南市消防本部の建物より裏手・水神社・江島墓地といった部分のみとなっている(過去は北東方向にもう少し境界が延びている)。

 「角川」の小字一覧では中島に「江島」が見られるが、ルビはなく読みは不明。

 


写真1 西端より江島地内を望む(右の建物より左側)
(2025年撮影)


写真2 水神社
(2008年撮影)


写真3 江島墓地

 

戻る 前へ 次へ 市町村選択ページへ 都道府県選択ページへ トップページへ