戻る 前へ 次へ 市町村選択ページへ 都道府県選択ページへ トップページへ

 

◆溝谷(みぞたに?)



※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「赤名」(昭和32.9)を使用したものである

所在:飯南町畑田(はたた)
地形図:赤名/赤名
形態:谷沿いに家屋が少数集まる
標高:約260m
訪問:2026年6月

 

 大字畑田の北西部、響谷川(江(ごう)の川支流)の左岸支流沿いにある。
 この谷の下流は大和村【現・美郷町】長藤(ながとう)に属するが、当地より上流は赤来町【現・飯南町】畑田となる。

 地形図では長藤方面およびより上流で峠を越えて畑田方面より破線の道が通じているが、訪問は北側の道路より稜線に登り集落に下降するルートを選択。
 送電線の巡視路を逸れると整備された道はないが、山仕事で使われるような踏み跡が付いている。集落へ向かって南下する尾根もそれほど通行に支障はないが、谷に降りると深い笹藪に覆われており探索に難儀する。
 昭和42年の地形図をもとに建物の場所を1つ1つ訪れてみたが、遺構はおろか遺物の類も皆無で、水田跡以外の生活の痕跡を見ることはできなかった。

 町史には、「溝谷、大野、程原などの地は、盆地状の低地に在るので、水田だけでは生活が苦しく、製炭や椎茸づくりや葵作り(※)などして補いとしていた」との記述がある。また町では明治中期から大正初期の頃より多くの集落の山奥に放牧場と採草地が設けられ、畑田では溝谷にもあったとのこと。

※ 原文ママだが、「山葵」の脱字か

 


写真1 建物跡?

写真2 建物跡?

写真3 水田跡

写真4 谷の石積み

 

戻る 前へ 次へ 市町村選択ページへ 都道府県選択ページへ トップページへ