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◆西大木(にしおおき?)
所在:守谷市大木(おおき)・板戸井(いたとい)
大字大木の北部および板戸井の南部に亘る集落。大木の本集落から、鬼怒(きぬ)川を挟んで対岸にある。 町史によると、寛永年間(1624-44)に鬼怒川が掘鑿されてから新たに開発された集落(大木新田)で、伝承では鹿小路村(※1)の農民高梨氏が最初に着手し、続いて目吹村(※2)の農民野口氏、さらに保木間村(※3)の農民新島氏が開発に当たったという。それぞれ「上の家(かみのうち)」・「中の家(なかのうち)」・「下の家(しものうち)」と称し、地区の北部・中部・南部に居を構えた。その後も各地から入植する者があり、江戸時代末期の記録では17戸となっている。 ※1 現在の常総市内守谷町の鹿小路(かなこうじ)と思われる 資料『利根川水系農業水利誌』によると、当時の30戸が2年連続の水害を経験して、1982年に移転要望書を建設省に出すに至ったとのこと(刊行は昭和62年)。 なお地形図(2万5千分の1)では平成2年発行のものでは集落が見られるものの、同7年のものでは神社と1箇所の建物のみとなっており、この時期に移転が行われたことが窺える。 現在は集落の痕跡はほぼ皆無で、しばらく地図に残っていた神社や墓地も既に更地になっている(写真2)。
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![]() 写真1 集落北端の風景。下段の道に沿って家屋が並んでいた |
![]() 写真2 墓地・神社跡 |
![]() 写真3 枝道。右側に家屋が集まっていた |
![]() 写真4 畑。かつての住宅地の一部 |
![]() 写真5 防火水槽の標識 |
![]() 写真6 集落南端付近の風景 |