いよいよこの日の深夜(早朝のほうが表現が正しい)にパペーテのファアア空港から、イースター島に向け出発です。
 オーストラリア−タヒチ−イースター島−チリ(サンチアゴ)と週に2〜3往復、航空便があるそうだ。(ラン・チリ航空)
 5〜6時間のフライトです。
ここでも私は眠れぬ妻の横で高いびきでした。(新婚旅行なのに・・・)
 イースター島に一歩目を踏み出したときの感想は、
「やっとここまで来たんやな」だったんですが、すごく殺伐とした風景にやせた土地が目に入り、想像と少し違うような気がしました。
 ホテルにチェックインし、いよいよ謎を秘める島の観光です。
ここでは島内観光のツアーに参加しました。
ガイドさんは、若くて綺麗な女性の方だったので少しうれしかった。(ごめんね奥さん、心の中でこんなこと思ってたんだよ。)
 同乗のメンバーは、メキシコの新婚さんと、イギリスの新婚さん、別の日本のカップル、そして私たちの4組でした。
 ガイドさんは、英語とスペイン語での説明をしてくれるのでここでも英語が必要だった。
幸いもう一組の日本の方が少し英語が分かるようだったので所々解説してもらったので助かりました。
 まずは、唯一海のほうを向いて立つ7体のモアイを見に行きました。
アフと呼ばれる祭壇の上にモアイが7体仲良く並んでました。
「これが見たかったんやな」
自分の中でそう納得しました。
 島の中にあるモアイは、昔の島内の戦争で全て倒され、目をくり向かれたそうです。
今たっているモアイは、日本の建設会社などの協力で起こされたものだそうです。
だからイースター島の住民の中には、片言の日本語を喋る人もいました。
イースター島と日本は結構無関係でもなかったんですね。
 その他、モアイのかぶってる帽子(プカオという)や、かつてモアイを切り出していたところ(プナ・パウ)などを観光した。
 イースター島の夜は、結構涼しかった。
耳を澄ますと、どこからともなく音楽が聞こえてきた。
後で聞いたのですが、イースター島の若者たちがよく集まるディスコの音だったそうです。
是非行ってみたかったが、結局行けず終いだった。