01 つながり、ありがたい

地元で働こうと思ったきっかけは何ですか。

高校生のころから、旅行関係の仕事がしたいと思っていました。でも、働く場所にこだわりはなかった。
大学が京都だったので、都会で就職活動をしていました。でも、人気の業界で連戦連敗…。大学4年の夏休み、帰省中に新聞でUターンフェアを知り、旅行会社が目当てで参加しました。
フェアでは何社かお話を聞いたのですが、申し込んだのは日本旅行だけ。やりたい仕事が地元で見つかって幸運でした。

どんな仕事を担当していますか。

お客さまの旅行手配全般ですね。旅行目的をしっかりくみ取って、いかに楽しく、効率よく実現できるか提案するのが役割です。どんな観光地があるのか、人気のホテルはどこか。情報収集には力を入れています。お客さまの旅行先はできる限り記憶して、生の感想を聞き、次の案内に生かしています。
年に2、3回ですが国内旅行の添乗員も務めています。昨年10月には青森、秋田、岩手県を巡ったのですが、紅葉がとてもきれいでした。地域が違うと山の風景がこんなに違うのかと驚きました。東北は少し遠いし、紀南の人には縁遠いかもしれませんが、お薦めですよ。

地元で働いて良かったと思うことはありますか。

友人や恩師が、私がいるからと店を利用してくれたり、友達に紹介してくれたり。地域のつながりを感じますね。友人のハネムーンを手配できたのは、とてもうれしかったです。
勤務して6年。おかげさまでリピーターも増えてきました。最初は恋人同士として来店してくださったカップルが結婚し、子どもが生まれ、その節目ごとに利用してくださる。地域の皆さんの思い出をつくるお手伝いができるのが、この仕事の醍醐味(だいごみ)ですね。

休日はどう過ごしていますか。

休みは家で本を読んだり、映画を見たり。のんびり過ごすことが多いです。でも、白浜町に住んでいるので、ちょっと出掛けると、ここのホテルはどんな感じかな、ここの温泉はどうだろうと気になって仕方ありません。地元の観光地ももっと勉強したいと思っています。
旅行にも出掛けますよ。もうすぐ京都のお寺で座禅とヨガを体験してきます。楽しかったらお客さまにも勧めるつもりです。

取材:紀伊民報

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