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 今日も朝より曇り空。ここんとこハッキリしない天気が続く。
 朝より、我が家のクレーンに乗り、ある梅加工業者の工場へ行く。本来なら、私の弟がこのクレーニ乗って行くのであるが、弟はこの時期、農協にて梅の出荷作業のお手伝いに行っている。で、私も仕事の方はそう忙しくのないのでピンチヒッターと言うワケだ。国道を走行中、同業者の方から電話が入り、イヤホンで聞いてみると、私の車両の真後ろにつけているとのこと、バックミラーで確認すると彼らは笑っていた。さらに、もう一人の人とすれ違いざまにも電話をもらう。両者とも私が転職したのを気遣ってくれた電話だ。そんなこんなで車窓より朝日がさす海を眺めながら国道42号をひたすら北上する。チョコ一時間でその梅加工業者に到着すると、そこには私がお世話になっているT主任がいた。話がややこしくなっているが、要するに梅加工業者の排水処理施設の配管等を修理に行き、そこで高所にある機器を地上に釣り降ろす作業なのだ。T主任にだいたいのダンドリを聞き、適当な所へクレーンを設置する。そして作業を始めるがことのほかウマイ具合に作業ははかどり、1時間ぐらいで終了する。その後、クレーンは明日、私の父がそこで操縦するので、私はT主任の部下に自宅まで車で送ってもらう。
 午前10時、近所で土砂崩れがあり、その付近の林道が遮断されている現場に向かう。ここは数年前より崩落していて、みなべ町役場が対策を考えていたが予算が無い等の理由で手つかずの状態だった。そこで今回、崩落した分の土砂だけでも取り除き、車両が通れるくらいに復旧して欲しいとみなべ町役場より連絡があったのだ。私は、崩土搬出計画を模索するためその崩落した土量を計ろうとたった一人で測量を始める。ハッキリ言って『気が重い』。それでも汗だくになりながら午前中に終えることが出来、帰宅後、野球練習から帰っていたハルと一緒に昼食をとる。どうやらハルは午後より友達の家へ遊びに行くらしい。だが、無情にもお外は雨、そこで彼女は『孫』という特権を駆使し、私の母親に車で送ってもらい、雨に濡れることなく友人宅へ出かけた。私は、午前中に測量したデータで昼からパソコンで図面を書く。いつもなら事務所でできるはずの「図面」だが、パソコンを自分の部屋に持ち込んでしまっているのでブラウン管を小さい台にのせ、ベッドにもたれてキーボードを打ち、マウスは畳の上に新聞紙を敷いて使用する。それは非常に無理な体勢で書き始めて数分で体の不調を訴える。だがしかし、この図面を書かないと仕事が進まない。仕方がないのでそのままガマンしながら3時間程度で書き上げた。
 うぅぅ、首が痛ってぇ…。
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