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 昨夜、深々と雪が降り続いたが、実は言うほど積もってはいなかった。朝5時、心配になって窓の外を覗くと、山や畑はうっすらと雪化粧だが、アスファルト道路は完全に解けていた。それを見ると私も安心し、再び床に就く。が、しかし、一旦起きてしまうと体が目覚めてしまい、もう眠ることは出来なくなっていた。仕方がないので、少し早いのではあるが、モーニングコーヒーを飲むことにする。そうして、本日の作業内容を考えているとあろうことか、今日の作業はこの雪降る寒空のなか、清川の「名の内地区」へ行かなければならなかった。あそこはここら辺でも極寒で有名なところで、よりによって今日かと首部をたれる。しかし、これも仕事の一環なので凹んでは居られず、心して現場へ向かうことにする。そうしてトラックに資材を積み込み、現場へと山岳地帯を上っていくのであるが、すれ違う車のボンネットには3pくらいの積雪があった。「え〜ッ!」と思いながらもどんどん上っていき、とうとう現場に到着した。で、車を安全な所に停車し、ドアを開けてみるとあまりの寒さにすぐ閉めた。そして今度はと覚悟を決め、勢い良く飛び出してはすぐ作業に入った。う〜、寒い…。
 そうして極寒の中での作業も何とか終え、今日はユウマ所有通学自転車のパンクを修理する約束をしていたのを思い出す。タイヤがダメでチューブは安心かと思ったが、古いチューブを使うより、新しく購入してパンクを修理する方が安上がりだと言うことに気が付く。幸い、前輪だったこともあり、修理交換はなんなく終わり、ウマイ具合に交換できた。

 今夜も冷える輦…。身体も冷える輦…。心も冷える輦…。