11/27
 あれ、今日は曇りか…。空がどんより灰色だ。天気予報では明日の晩より雨が降るそうな。やっぱりこの前の「霜」は雨の前兆だったみたいだ。
 今日、ウチの嫁さんがみなべ町の公共工事の入札に社長代理人として初めて出向くことになった。いわゆる「入札デビュー」である。初めてと言うことなので、親しい同業者の社長さんに「嫁さんが社長代理で行くんで、手取り足取り要領を教えたってください。お願いします。」と電話で一報しておく。そして夕方、帰宅した嫁さんより今日の感想を聞く。まぁ、嫁さんも刺激のない生活から一変、今日はナカナカ楽しかったらしい。あの入札室で執り行われる「工事の入札」時の緊張感がたまらなくイイと彼女。そしていろんな方々らと知り合えて有意義な一日だったと報告をうける。ひょっとして嫁さんは「営業向き」なのかもしれない。「女と言う者はキモが大きい。分身を生むくらいなのだから」(光男談)。

 最近救急車やパトカーが夜になるとやたらと往々する。今晩もこうして日記を記していると「ウ〜、ウ〜」と家の下の国道をパトカーが走っていった。ここは夜になるとシーンと静まり返る田舎なので取り分けそういうのが珍しい。私も近所の知人から「なんな令令令」とメールをもらう。

 さて早くももう11月が終わろうとしている。ここらで年末に向けての工事工程を考えていかないと、いつかのように元旦から仕事ということになりかねない。1件、どうしても12月20日までに区切りを付けなければならない仕事があるのだが、どう考えても間に合うはずがない。さていかがいたしましょう。いつもの『ごまかし笑顔』で
「いやぁ秊、すみませんねぇ鍊。どうもこうも期日に間に合わすことが出来なくて…、はっはっは。はぁ殮」
という戦法で行くか、あるいは
「出来上がりなんかどーでもええから適当にやってこい!危険をおかしてもええからソイツを今日中に仕上げてしまえ!急げ!」
と出来ばえや安全性は幾分劣化するが、進捗工程を最優先で考えるかのどっちかしかない。
戻る煉