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 今日、ウチの従業員がある資格を取得するため、岐阜へ出かけた。この講習は日本国内でも数ヶ所でしか行われず、それに年に1回あるかないかというものである。夕方、気になって電話を入れると、お昼すぎにみなべ駅より特急に乗り、到着したのが午後5時半。あたりは真っ暗で例えは悪いが、みなべ駅「顔負け」らしい。付近には自転車が数台動いてはあるものの、タクシーのタの字もなく、これからどうやって宿まで行こうか途方に暮れているとのこと。まぁ、それも研修のウチやでと笑ってやった。そこで一晩宿泊し、明日早朝より講習を受けてもらい、こっちに帰ってくるのは9日の夜遅くだそうな。なんともご苦労様だ。
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 嫁さんの車のタイヤがドえらく減っている。ハルの自転車のタイヤも交換せなあかんので、今度の日曜に時間を作ることにした。なぜなら、彼女らは時としていきなり「交換して」と言い出すからだ。私がどんなに忙しくとも、どんなに込み入った仕事をしようとも、「変えて」と言い出したら「変えて」なのだ。だから時間がある時に前もって交換しておけば急に「変えて」は言えなくなるのである。ハハハ、ざまぁみろ。我ながら頭がいいのだ。
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 今日、お昼前に役場第一庁舎へ向かっていると、みなべ農協役場前で前日くらいに交通事故があったらしくエライブレーキのあとが残っている。路面になにやらチョークで○印、消化器の粉の散乱、それはかなり大きな事故みたいだった。私も学生の時に阪神高速道路池田線をバイクで走っているとき、接触事故を起こし大惨事となったことがある。幸い、死者は出なかったし、私も奇跡的に無傷だった。バイクはくしゃくしゃで、接触した車も、後にクッキリ私とバイクのあとが残っていた。あれ以来、バイクは乗っていないのだが、こんな天気のいい日はまた走ってみたい。
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 先ほど、母親から「京都から送ってきたムベ」をもらって食べた。懐かしい味でこの辺では「餅あけび」という植物がそう呼ばれる。「あけび」は熟すとパックリと実が開くのだが、「ムベ」は通称「餅あけび」とも呼ばれ熟してもパックリとは開かない。外観が薄紫になったころが食べ頃なのだが…。あの種さえなければと思う秋空の心内。
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