10/25
 今日は朝より雨模様で天気予報も「傘を手放せない天気で、南部では強く降るでしょう」と大きなことを言っていたが、結局小雨程度だった。この誤報で弊社は作業を中止したのだが、ここのところ、書類が溜まっていたのでこの際、時間をこっちに使おうと開き直って書類作業に追われる。
 最近は工事現場と言えば3K、いわゆる『K危険、K汚い、Kきつい』が大きく取り上げられ、さらに熟練者の不足から若手に「作業範囲の拡大」ということに拍車がかかり、悪循環と化している。その昔は現場には熟練した50代男性に、まだまだ若い10代の男が付いていき、作業のコツや危険なところ、また工事現場はどうあるべきかをたたき込んでくれたのだが、現在は、ハイテク機器に機械作業、それに安全衛生についても厳しく制しており、熟練どころか、3年周期で現場事情が変わっている。これじゃ、若い衆も仕事憶えるヒマないで。
 と、私も、一喜一憂で最近手つかずの『現場の安全事項について』を模索してみることにした。その昔、まだ私が20歳そこそこのころ、近くで「ダム建設工事」があり、建設業大手の「五洋建設」が元請けで私も長い間お世話になった。そのとき、「なんと、めんどくさい」と言うほど安全教育をたたき込まれていたので、今になって思い出し、やっててよかったと安堵感に包まれた。そういえば最近のウチの現場は少し汚く、危険個所も見受けられ、ここらで『喝』を入れるべく初心に戻るのもいいなと感じたのである。そして、田辺市の労働基準局、安全掲示板販売所と汗かきながら走り回ってきた。
 帰宅して、事務所で整理し、明日の準備をしてたら午後6時になっていた。子供たちと晩餐をしているとハルが入部している「よさこい踊り」の話になる。「ハルの入っているチーム名は、なんて言うんかなぁ」「知らんね…」
 おまえ、自分の入っているチーム名もわからんのか。そら中間テストで「社会」が24点というのは納得できるわな。
戻る殮