10/23
 どうやら風邪を引いてしまったらしく、朝よりダルイ。そこへもって季節の変わり目で"鼻炎"がひどく、くしゃみが止まらない。
 午後、現場でパワーショベルに乗って作業していると久しぶりに東大阪の石●先輩からケータイへ電話が入った。私は結構難しい仕事の最中で、「このクソ忙しい時に誰じゃ。あ、石●さんや。ったくもう、社長はおひまで時間が余ってしゃーないんやろなぁ。ま、今回は、後ほどかけ直すと言うことで…」と思い、「あ、ども、後でかけ直しますんで。へぇ…」と適当にあしらって電話を切った。で、作業進行していると、かけ直すことなどすっかり忘れてしまい、再度電話が入って出るやいなや「忘れてました〜」と一発謝罪をいれる。話は冬も近づいているのでまた鍋でもしませんかといったうれしい話題だった。う〜〜〜ん、これからの季節、鍋はいいねぇ。
 晩飯を食っていると、いち早く食べ終わったユウマが、えらい早めに食卓を片づけ始めた。これはまた「マージャン」の始まりである。彼とするときは"2人打ち"になるので私にとっては非常に退屈である。出来る役も『四暗刻』や『字一色』はたまた『国士無双、一三面待ち』など、一般には遥か出来ない手役もスイスイできるので非常にくだらない。そこで今日は「ちょっと残り仕事があるので父さんは事務所で…」と言い訳し、彼らには悪いが逃げてくる。そしてこうして事務所にいると非常に喉が乾いてきて、キッチンへ行き、お茶を飲みたいのであるが、あそこへ行くと彼らに拉致されてしまうので、我慢している。
 お、そういえば今週末はこの辺の「秋祭り」ではないか。そんなことなどすっかり忘れてしまっていた。その昔、まだ二十歳代のころは祭りの時期は絶対に忘れなかったが、この年になると、そんなことはどーでもえーよーになってきた。なんとも情けない話である。そういう最近の祭りも、昔に比べれば人出の少なさから結構寂しいものになってきているようだ。ウチの従業員の若い衆も「祭り」には全く興味ないみたいで「日本酒をむりやり飲まされるからヤダ」「行ってもなんにもないからおもしろくない」だそうな。現在はそんな「祭り」よりもっとおもしろくて楽しい「遊び」が日常的に蔓延しているからなのだろう。
 ユウマとハルの「中間テスト」の結果が出たそうだ。問題なのはハル。もっとも自信があり、テスト終了後に答え合わせしても高得点を期待していたは社会34点。で、まずますの数学に及んでは24点だったそうな。おまえアホか。
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