10/21
 今日も秋らしいいい天気である。北からの乾いた風は、日向に出て太陽の下にいても気持ちよく、まさにちょうどいい。絶好の行楽日和である。
 日中、昨日の残り仕事を10時までに終え、ハルナの軟式野球練習試合を高城中学校まで観戦しに行く。相手は南部中学で一回戦は0-1で負けたそうな。二回戦の始まる10分前に到着した私だが、そこにはアノお世話になっている熊瀬川の広野氏と、#2アキヤンもいた。そこで10分ばかし笑談し、第二回戦が始まった。先攻の高城だが一回の裏、いきなり連打をくらい4点を許してしまう。相手の南部は選手の9割が一年生という特異なチームで、そのチームにいきなり4点をはぎ取られ、カンカンに怒ったのは当のコーダイ監督である。「早よーアウトとって帰ってこい!!」「おまえら、そんなんやから野球にならんっちゅーんよー!!」とその頭は磯野波平顔負けなくらい、湯気が立っていた。その試合も結局逆転できずに大敗し、その後、昼食も取らず監督の猛特訓が始まった。だが、先ほどの監督とはうって変わって、やさしく、わかりやすく、言葉を選んでじっくりと野球を教えていた。ここら辺はやはり教師、『物事を教える』と言うことには長けている。これには私も勉強させられた。最近、私も時間が比較的出来、そこら辺に出向く時が多いのだが、こうやって行ってみていつも何かを得てくるような気がする。必ずと行っていいほど『損』はしていない。日頃から気づかないところや、新しいひらめきもこんなところから発見できるものである。
 その後、ハルを乗せていったん帰宅し、昼食を摂ってからハルと『バッティングセンター』へ向かう。約半時間で到着すると昼間はやはり空いていた。で、入っていくとこれまたお世話になっている瓦屋さんの三男さんがいて、この方も息子をつれて来ていた。
三男:「ミッチャン、ここはホームラン打ってからでないと帰れんでー」と言われ
:「おぉ、そんな無理言うな。この素人にそのようなことは不可能に近…」
と言いながら思いっきり1000円分を打ち込んできた。球数にすれば100球ほどか。
 その後、ホームセンターなどで適当に買い物を済ませ、帰宅した。夕食を終えると、ユーマがマージャンを教えてほしいというので、
:「中学生には少し早いような気がするが、そのうち憶えなあかんゲーム、まぁ、簡単なところから教えてやるか」
と、家にあった古い麻雀パイを出してくる。2時間ほど居間で教えていると、知らぬ間に嫁さんも参加し、半荘一回をしてしまう。なぜかこんな時に限ってものすごくいい手ができ、我ながら情けなかった。
 明日もすばらしい秋晴れのようだ。こんな静かな秋の夜長は『お湯割り』が飲みたい。
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