10/11
 今日は雨なのか晴れなのかさっぱりわからない天気で、俗に言う「晴れ時々曇り、ところによりにわか雨」である。
 午前中に数年前にお世話になった岩代のお客さんから、再度仕事の依頼があり、見積書を提出に向かう。途中、海が望め、今週末の海が気になっていた。だが、見るところによると、結構凪いでおり、快適な釣りができそうだ。なんせ久しぶりなのでうれしくて仕方がない。私の知人に、最近ゴルフを始めた方がおり、そのきっかけは仕事関係ではゴルフのつきあいも必要だと両親から無理に進められ、渋々練習しておる方がいる。もうかれこれ2年くらいになるのだが、一向にうまくならず、だが、仕事関係でゴルフを始めたことがバレバレになりコンペに強制的に出場されるらしい。本人は上級な人の前でゴルフをするなんざぁ、胃が痛くて仕方がないらしい。ま、そのことを思えば自分の大好きな釣りで他人とコミュニケーションがとれると言うのはなんと幸せなことだろうと思う。うまいか下手かはさておき、「釣り」という全般的なことから話をはじめてカテゴリーを絞り込み、さらに掘り下げていくので、結構会話が弾んだりする。実際、私もふとしたきっかけで中学校の教頭と「船釣り」に出かけたことがある。釣果はイマイチだったが、いろいろと話ができ楽しい一日が過ごせた。
 さて、今日、大助×大毅の試合がテレビで放映されていた。私もこの試合にめちゃくちゃ興味あったのでしばしテレビに釘付けとなる。序盤はお互い優劣つけられない試合展開だったが、後半10ラウンドをすぎると、18才の選手に対して32歳のチャンピオンはさすが年の功、自分を見失うことなく、冷静に試合を進め見事タイトル防衛に成功した。私ももちろん大助の方を応援していたのだが、あわや負けそうという場面が数カ所あり最後までハラハラドキドキの試合だった。なんでもチャンピオンは少年時代、いじめられて体育館の裏でボコボコに殴られ、その悔しさから「強くなろう」と決意し、現在に至ったらしい。後のインタビューでは何度もファンに感謝の言葉を発せられていた。ここに「謙虚」と言うものが大きく感じられ、見ていてすこぶる気持ちがよかった。本来の「スポーツマン」特に格闘技はこう出なければならないとつくづく感じる。だが相手の大毅にも選手としてすばらしいところがあったのだ。試合開始直前に歌手「高橋ジョージ」が「君が代独唱」を行っているとき、チャンピオンはリングサイドの人となにやらしゃべっていたが、一方大毅の方はその父親、兄貴と一緒にじっと「国旗」と見つめ、その意味の大きさをかみしめているようだった。ここら辺までは「おぉ、なかなか好青年やだ」と思うのだが…。
 今日、週末に開催される東神野川釣り大会の参加会費を納めようとこの辺の班長さんに会費を持っていくと「それは取り扱っていません」とのこと、仕方がないので副区長直々に納めることにした。案内書にもどこへ納めるのか、誰が会長なのかも記載されてなくわかりにくいものだった。その後、近所のオッサンに「おまえの会費はオヤジさんからもらったぞ」といわれ「あれ?僕、今日直接払って来ましたで」「え?ホンマかいな。じゃ返金しとかんと…」といつまでたっても意志疎通な私の「親子」がバレバレだった。
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