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　今日、ﾊﾙが帰ってくるまでにﾋﾞｰﾙなどをいただきながらテレビを見ていた。いつものように「ただいま〜」とﾊﾙが帰ってきて第一声「自転車でこけた〜」と右腕から血を流しながら玄関を歩いてきた。聞けば帰り道、一緒に帰っていた友達と自転車同士で接触し、道路上で転倒したとのこと。相手にはけががなかったので私も安心したが、「我が子」がけがしているのに「安心」する父親もどうかと疑問した。そしてﾊﾙの容態をみてみると右腕のほかに左腕、脇腹、足とその辺が擦り傷だらけであった。おまけにﾕﾆﾎｰﾑも数カ所破れていた。それをみて怒り心頭になったのは嫁さん。「どうすんのよ！これっ！」とﾊﾙが怪我したことよりもﾕﾆﾎｰﾑが破れたことに激怒し、ﾊﾙは完全に凹みきっていた。その光景を無言で見ていた私だが、「自転車で帰り道に転ぶなどよくある話。私が中学校の時などは、帰り道によく『ｽﾀﾝﾄﾏﾝごっこ』と称し、いかに危険なところをﾘｱｸｼｮﾝ良く通過し、ｷﾞｬﾗﾘｰからの高得点を仰いだものだ」と内心なぜかうれしいものがあった。
　さて昨夜からはまっている「ﾌﾟﾚｽﾃ」だが、今日もﾊﾟｿｺﾝが帰ってこないので『仕方なく』ﾌﾟﾚｽﾃで遊んでしまう。何時間かやっているとその昔「ｾﾞﾙﾀﾞの伝説」で頭痛が起こるほどやったのを思い出し、「昔とった杵柄…」とかで指先が思うように動き出した。こうなってくればさらにｹﾞｰﾑにのめり込み、ﾕｰﾏのｻﾎﾟｰﾄもあるのでどんどんおもしろくなってくる。
　しかし、こうもしておれない。
戻る蓮