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　朝晩、めっきり涼しくなって来た。ｺﾊﾞﾙﾄ色した青空と深い緑色を呈した山肌とのｺﾝﾄﾗｽﾄが秋の訪れをなお感じさせてくれる。
　今日、作業も順調に進み、帰宅してから「そや、ﾋﾞｰﾙでも呑もか…」と思いﾃﾚﾋﾞの前に座る。「あ、昨夜おでん作る言うてたなぁ」と嫁さんに聞くと「作ってない！」とえらい不機嫌な答えが返ってきた。「え？昨日おでん作るって言うて『ｽｼﾞ肉も買いにいこうか』って言ってなかったっけか？」と私。「ｽｼﾞ肉もないから、おでん出来てないって！」と鬼嫁。なんかあったのかは知るところにないが、ｴﾗｲ不機嫌である。いつも思うのだが、もういい歳になって喜怒哀楽を他人にぶつけるのはよそうやないかと思うのだが。機嫌のいい日は飛び抜けてﾙﾝﾙﾝになっているので、それはそれで喜怒哀楽を表すのがﾊｯｷﾘしているのだろうか。ひょっとして女優とかに向いているのでは…。まずそれはない。
　ま、夕食もそこそこに今日は溜まっている工事の内業をしなければならない。まず出来高図面を書かなくては。ということで壊れかかったﾊﾟｿｺﾝに向かい、図面を書き始めるが、このﾊﾟｿｺﾝは予期せぬ時に再起動がかかるので、絶えず意識して「上書き保存」しながら作業を進める。なんとか今日の分は終わったのだが時計は午後10時を回っていた。この頃になると先ほどのﾋﾞｰﾙの酔いも冷めて、だんだんと仕事がつまらなく感じてくる。それに安物のｲｽに座っているのでｹﾂが痛い。昨日ｺｰﾅﾝにﾚｻﾞｰの大きな黒いｲｽがあったのを見た。通称『社長ｲｽ』。あれは座り心地よさそうだ。深々と座って居眠りさえできそうだった。そして葉巻でも咥えれば…。
　今日、『例』の東大阪の石●先輩から電話があり「日記は拝見した。が、おまえとこは、この季節外れに『ﾋﾞｰﾁﾊﾞﾚｰ』などに興じているのか。恥を知れ！恥を！」と夕刻にうたた寝した私をたたき起こすかのような勢いだった。「いえいえ、あれはですね、区民全員が対抗してｿﾌﾄﾋﾞｰﾁﾊﾞﾚｰと言うのをやっているんですよ。もちろん砂浜じゃなく体育館ですよ。それに水着などでやってません」と前回に記述した日記では、こう捉えられてもしかたがない。実際はめちゃくちゃ柔らかくしたﾄﾞｯｼﾞﾎﾞｰﾙみたいな物でやっている。そうしないと「手が痛い」と苦情がでるからだ。ちなみに私の所属している所は1回戦退敗となってしまった。また今夜もﾄｰﾅﾒﾝﾄ試合が行われているみたいだ。
　あぁ、釣りに行きてぇ！
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